子どもが不登校。親の精神的・身体的・経済的負担の原因を考えた

子育て

 

娘の不登校で、気付いたこと

私の娘は、中学1年生です。
実は6年生から不登校となり、今でも続いています。

日中は、猫🐾留守番。

子供が不登校になって、
親の視点で感じたことを書いていみようと思います。

良くも悪くも、いろいろ感じたことが多い日々でした

 

精神的にしんどいこと

娘のことはもちろん、
学校のこと
仕事のこと
自分のこと
将来のこと

これがしんどい!って一言では、
言い表せませんが、しんどかったことの一部をお話します。

学校とのやりとりがしんどい

学校を休むときは、毎朝学校に電話をします。
初めの頃は、頭痛や腹痛など娘に身体症状があったので、
理由を説明することができました。

でも、連日休むようになると、
学校からも連絡がくるようになりました。
「何かありましたか?」
「友達とトラブルはありましたか?」
「学校に来てくれれば、保健室など対応はできます」
など、質問をされたり、提案されたり、自宅での様子を聞かれました。

休む理由がはっきりわかって、
どう対応してもらえばいいのかわかっていれば、苦労はしません。
「こっちが理由を聞きたいわ!」
「学校に行けるんだったら、行ってるわ!」
と言いたかったです。

数ヶ月に1回は学校に行って(厳密には来てほしいと依頼される)、
お便りをもらったり、現在の話・今後の話をしました。

でも、何も解決しませんでした。

中学校になると、
欠席の連絡はアプリを使用するようになったので、
その分、楽になりました。

 

職場への気疲れ

不登校になってから、
学校や、病院に受診する(娘はカウンセリングを受けています)ために、
上司に早退や休みのお願いしています。
看護師なので、周りは女性が大半です。
私以外にも、いろんな理由で急な休み・早退・遅刻は日常的にあります。
私と同じように悩んでいる人も少なからずいます。
お互いさまという気持ちで、早退はしやすいです。
でも、人数が減ることで、仕事のしわ寄せが他人にいくことに違いはありません。

お願いすることが増えると、「申し訳ないな」と思うことが増えました。
負担が増えなように気を遣うことが増え、余計に疲れます

 

自分を責める

学校を休みはじめたとき
「友達の目が怖い」
「悪口を言われている気がする」
「先生が怖い」
など、
人への恐怖・不安を娘は訴えました。

頭痛・腹痛・動悸など身体症状もありました。

娘は、小学校入学時から、行きしぶりがありました。
無理やり行かせたこともありました。
小学校2年生以降から、月に1回は休んでいたように思います。

「低学年から何か対応していたら、不登校にならずにすんだのかな」
「私の育て方や対応の仕方が悪かったのかな」
と、過去の自分を責めました

自分を責めている感情や態度が娘に伝わってしまうと、
今度は娘が罪悪感を感じ、
娘の情緒も不安定になってしまい、
うまくいかない時期がありました。

 

将来への心配

娘が、不登校になり1年8ヶ月間経ちました。
勉強もこの期間していません。
自宅ではスマホでゲーム、YouTubeばかりです。
最近は、絵も書いています。

不登校の子は、過去最多を更新していると聞きます。
でも、娘が通学していた小学校に不登校児はいなかったらしく、
対応も慣れていませんでした。

中学校には、クラスに行けない子や、登校することに慣れるための部屋がありました。
ただ、人への恐怖がある娘には、合いませんでした。

周囲からは、「大丈夫」「焦らないで」とか言われます。

私も焦っているわけではありません。
でも、「このままで本当に解決するのかな?」
と心配にはなります。

私自身も、今のままの働き方をしていていいのか、
なにか行動した方がいいのか
わからないことばかりです。
だれも答えを教えてくれません。

来ていない未来を心配しても仕方ないとわかっていても、
漠然とした不安は常にあります。

 

気疲れ・罪悪感・不安などの気持ちが、精神的負担の原因かな。

 

身体的負担がある

私は、8時半〜17時までの勤務です。
通勤の時間も合わせると、11時間程度自宅にいません。

帰宅後は、夕食の準備・片付け、お風呂、洗濯。
夕食を食べるとき以外は、ゆっくり座る時間はありません。
睡眠時間が短くなると、しんどくなるため、
23時には寝るようにしていました。

残業があると、すべてが遅くなります。
残業が多くなると身体的負担が増えました。

私の一日のスケジュールは、不登校前とさほど変わっていません。
しかし、中堅看護師としての業務の質の変化、
医療業界の変化に伴い、
業務そのものが多忙となり、疲労も以前より増えました。

40歳を超えてから、体力・気力の低下、
それらの回復も遅くなりました…(ToT)

経済的負担が増えた

よく、子どもが長期休暇になると、光熱費や食費が上がると聞きます。

うちの場合、
食費があがりましたが、
光熱費は、かわりませんでした。
もともと猫がいるため冷暖房が必要な季節はつけっぱなしだからです。

不登校になり給食を食べなくなったので、
給食を止めてもらいました
給食費6,000円/月がかからなくなりました。
あとは、不要な教材費の注文も止めてもらいました
本来なら、15,000円程度の月謝ですが、今は9,000円程度になっています。
9,000円の内訳は、PTA会費や修学旅行積立金などです。

給食費はなくなっても、
昼食費はかかります。
毎日作るのも疲れるので、冷凍食品やお惣菜なども利用します。
給食のほうが、安くてバランスがいいなーと思います^^;

そして、
娘は摂食障害もあります。
拒食期・過食期があって、
拒食期には本人が食べれると言った果物を常に購入したり、
栄養ドリンクを購入しました。
「寿司なら食べられる」というので、回転寿司に行く回数が増えたりしました。

過食期には、洋菓子・和菓子などのお菓子類、パンなどの購入が増えました。

食費を節約していると、食べられるものがなくなってしまうので、
食費はどんどん上がっていきました。

ただ、習い事をやめたり、
外出が減ったことで娯楽費が減りました。

精神的・身体的にしんどい日が続いたため、
仕事を辞める、転職する、雇用形態を変えるなど
仕事について考えました。
でも、結局は収入を減らすことになってしまいます。
踏み切ることはできませんでした。

収入源が十分にあるというは、
人生の選択肢が増えるんだなと
痛感しました…( ´Д`)=3

 

しんどいけど、気づいたこと

精神的にも身体的にも、
しんどい日が続いています。

親の私がしんどそうにしていると
それに影響されて、
娘の精神も不安定になりました。
すべてが悪循環でした。

最近気づいたことは、
娘の様子に流されて
怒ったり、
悲しんだり、
泣いたりせずに、
ドンと構えていないといけないということです。

私の精神が安定して笑顔でいると
娘も必然的に笑顔が増えました

いつも機嫌のいい母親ではいられませんが、
大人として
親として
日々成長していかないといけないなと思います。

今年は、
精神的・身体的に
安定した生活が送れるように
考えていこうと思います。

今年は、笑顔の多い年にしたいと思います!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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